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淡水牛津学堂(オックスフォードカレッジ)-台湾における新たな教育の先駆け

1871年12月30日、カナダ長老教会宣教師のマッケイ博士/牧師(Dr.George Leslie Machay)は、打狗(現在の高雄市)に到着しました。すでに台湾の南部では、マクスウェル宣教師(James Laidlaw Maxwell)らが宣教を行っていたことから、1872年3月9日、北部の淡水(現在の新北市淡水区)へ赴任しました。3月9日はマッケイ博士の淡水上陸記念日であるほか、現在の淡江中学の創立記念日となっています。


学校創立前、マッケイ博士は淡水で授業や布教活動を行う際、その多くを屋外の「逍遥学院(Peripatetic College)」または「巡回学院(Itinerant College)」で行っていました。1880年、故郷の人びとの支援を受け、1882年、淡水に台湾初の近代的な教育施設、「牛津学堂(オックスフォードカレッジ)」(理学堂大書院)を設立しました。そして、台湾の女性の社会的地位が低いことに着目し、女性の地位向上と、宣教活動の重要性という意味合いから、1884年に淡水女子学堂を設立しました。

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