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1995年4月7日、大統領令により「二二八事件処理および賠償条例」が公布されました。この条例の目的は、二・二八事件に関連する賠償問題に対処し、国民が事件の真相を理解し、歴史的な傷を癒し、民族の和解を促進することです。同年10月12日、行政院は「財団法人二二八事件紀念基金会」を設立し、2006年6月20日に永久存続機関へと改編しました。
2006年7月、行政院は「二二八国家紀念館」の設立を指示し、翌年2月28日に正式に開館し、二二八基金会に運営管理を委託しました。二二八国家紀念館の設立は、多くの困難を乗り越えて達成された二・二八事件の是正運動における新たな里程標です。二・二八事件の是正過程は困難な道を歩んだだけでなく、台湾人が植民地支配から脱却し、抑圧的な権威主義に抵抗し、民主主義と人権を追求する重要な啓蒙と実践の経験となりました。
二二八国家紀念館が人権交流のプラットフォームとして、展示会、座談会、音楽会、映画祭、シンポジウム、出版物および国際人権交流などの多様な活動を通じて、自由、民主、人権、平和などの普遍的な価値を積極的に推進することが期待されています。
財団事業
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