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展示

特別展示|「絆:台湾の祖父母たちの日本時代」台日巡回展

更新日:
2019-11-08
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会期:2019年11月12日(火)~11月24日(日) 月曜休館

開館時間:11:00-20:00

会場:A.C.T.(アートコンプレックス・センター 東京都新宿区大京町12-9)

レセプション:2019年11月16日(土)14:00-16:30

詳しく見る:http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT195/kcn.html

指導單位:文化部、高雄市政府文化局

主辦單位:台湾維新、前衛出版社

協辦單位:二二八事件紀念基金會、二二八國家紀念館

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 台湾と日本は西暦1895年から1945年まで同じ国でした。このため、戦前の50年間に台湾と日本で生まれ育った人々は同じように、明治、大正、昭和と三代の天皇の時代を経験しました。しかし、この50年間の歴史は台湾でも日本でも長い間、教科書に記載されておらず、近年になってようやく、多くの史料や映像資料から、日本に統治されていた時代の台湾の風景を垣間見ることができるようになりました。

 台湾ではこの50年間に近代化が始まり、まるで18世紀半ばから19世紀にかけてヨーロッパで起こった産業革命のように、西洋の文明と制度が絶え間なく台湾に入ってきました。戦前に生きた人々にとって、それはどれほどの衝撃だったことでしょう。

 イラストレーターのKCNは、過去への想像を創作意欲と化し、主要メディアや学校の教科書とは異なる解釈で、台湾の近代化を促した人物の物語にスポットライトを当て、数々の作品を生み出しています。私たちはKCNの作品を通して、現代に生きる人々の生活や記憶のかけらを呼び起こし、祖父母たちの「あの時代の、さまざまな出来事」を再現することで、この島に生きる人々がエスニック・グループを問わず、かつて運命共同体であった時代の歴史の記憶と「絆(きずな)」という初心を取り戻せるよう願っています。

 台湾の文化部、内政部の指導を受け、二二八事件紀念基金会と前衛出版社が合同で開催する「絆:台湾の祖父母たちの日本時代」は、台北、高雄、東京の三都市で行う台日巡回展です。6月29日から9月1日まで台湾北部・台北市の二二八国家紀念館で初めて開催し、各方面の幅広い年齢層から大きな反響を得ました。2019年10月10日からは台湾南部・高雄市の克朗徳美術館で開催。そして11月12日から24日まで、日本・東京都のA.C.T.で展示が行われようとしています。東京では、台湾の歴史上の人物をテーマにした絵画40点を展示します。どの作品にも、関連の人物や出来事に関する説明が添えられています。11月16日午後2時から開催するレセプションでは、総統府の元国策顧問である金美齢さんが挨拶をされます。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

KCN紹介

 多元文化が織り交じる台湾に生まれ育つ。漫画、イラスト、美術デザインと幅広く手掛け、情熱的に独学で幼少時より制作を行う。化学元素を引き合いに出しながら、多文化社会の中で受けた直感的なフィーリングとその社会が孕む暗黒面を強調した世界観を創作する。

 座右の銘は「死ぬまで創作を続ける」である。

雑誌書籍

TH No.66「サーカスと見世物のファンタジア」
世界の幻想耽美「Dark & Fetish Art」
台湾人が描く「大日本帝国台湾」SAPIO 2018年6月号

デザイン

「Sadistic Circus 2017」イベント用イメージイラスト
Wine Artwork & Bottle Design 2018 銀賞

展覧会

2019 「絆きずな:台湾の祖父母たちの日本時代」台日巡回展
2019 「MU Empire」KCN個展
2018 「幽霊画廊Ⅳ~百物語」ヴァニラ画廊特別企画展
2016 スチームパンク芸術:過去への未来世界スペシャル展
2016 「上医医国」台湾大学医学院創立120周年特別展
2016 松江出雲「国境の南」個展
2016 「帝国の曙」KCN個展
2014 Steam Garden episode 6 - Dragon Princess
2013 「霊啓武徳印 (れいけいぶとくいん)」合同展
2012 「台湾青酸カリ」個展
2011 Taiwan Gallery 2011 in TORANOANA合同展
2010 edge☆アニメとマンガ芸術展@台湾特別展
2007 「原子番号」個展
2007 「周期表」個展
2006-2019 ASIAGRAPH CGアートギャラリー

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